SR2112F 2段圧縮機用流体工学実習・教育用機器1. 装置構成:
アルミプロファイル製のフレーム構造を採用し、底部には自在キャスター(ユニバーサルホイール)を備えているため、柔軟な移動が可能です。フレーム内には、3つのシリンダーと冷却水システムを備えた2段式ピストンコンプレッサーが固定されています。
3. 原理の概要:
産業や事業においてエネルギー源として利用される圧縮空気は、いわゆる「圧縮空気生成システム」によって作られます。このシステムの主要な構成要素がコンプレッサーです。コンプレッサーは、供給された機械的エネルギーを空気の圧力上昇へと変換します。圧縮空気生成システムは、鉱山での機械駆動、組立工場における空気圧制御システム、あるいはガソリンスタンドでのタイヤ空気充填システムなどに利用されています。
空気は吸気容器に吸い込まれてそこで整流(安定化)された後、2段階で圧縮されます。第1段と第2段の間には、中間冷却(インタークーリング)用の圧力容器が設置されています。第2段での圧縮後、空気は冷却管を通って別の圧力容器へと送り込まれます。定常状態を得るために、圧縮空気はサイレンサー付きのブローオフバルブから排出することが可能です。さらに、安全弁や圧力スイッチもシステムに組み込まれています。各段の圧力と温度、および消費電力はセンサーによって測定されます。吸気容器に設けられたノズルは、吸入体積流量を測定するために使用されます。測定値はデジタル表示器で確認できます。

3. 実験内容:
二段圧縮機に関する熱力学的実験。
一段目および二段目の圧縮における温度と圧力の比較。
本装置は、二段圧縮機に関連する熱力学的特性の学習・研究を可能にします。
装置の構成:
往復動式圧縮機。
二段ピストン圧縮機。
最高圧力:10 bar以上。
空気流量:100 L/min以上。
貯蔵タンク容量:200 L以上。
各圧縮段階に対応する2基の空気-水熱交換器(並流または向流の選択が可能)。
計測用センサー:
冷却水流量測定用センサー。
各部の空気および水温測定用熱電対。
各段階の吸入圧力および吐出圧力測定用圧力計。
空気流量測定用センサー。
効率的な運転に必要なすべての付属品。
電源:220V/380V/50Hz。
